理想を実現した注文住宅の直面した危機

戸建住宅を購入するには建売住宅と注文住宅の二択があります。一長一短がありますが、やはり自分や家族の要望を取り入れられる注文住宅の方が魅力的なのは間違いありません。どのようなデザインにするか、間取りや素材をどうするかを決めるのはワクワクし、家の設備や照明等の詳細な要望が自分のイメージと合致するかがとても気になります。そんな夢の詰まった住宅にするには、当然広めの土地と資金が必要になります。私の場合は、一般的な方法である頭金と住宅ローンで購入しましたが、建売住宅の比では無いお金がかかりました。
まずは一戸建て土地探しが難しい点が苦労しました。

 

そんな労力とお金をつぎ込んで出来上がった住宅は、正に家族の要望を叶えた理想的なものになりました。建設会社の担当者から渡された完成予想イメージや図面を見てはいたものの、実物を見るまでは心配だったのが本音です。特に私の唯一の要望であった書斎は、外国の図書館のような様相で大変満足のいく仕上がりとなっていました。家族の誰からも不満の出ない住宅でしたが、住み始めてしばらくすると大きな問題が出てきました。それは家の面している道路の反対側に、外壁タイルが銀メッキのような素材のオフィスビルが完成したことにより発生しました。
 銀メッキを想像してもらえばわかりますが、眩しい位光を反射します。そしてこともあろうかオフィスビルの反射光が日中の数時間我が家に照射されるのです。眩しいだけなら遮光カーテンで防げるのでまだ良いのですが、照射時間中はみるみる住宅内の温度が上昇し、とても道路寄りのリビングや部屋にいられません。冬ならまだしも、夏場は特に酷い状況になります。流石にどうにかならないかと役所に相談に行きましたが、役所もオフィスビルの建築許可を出した手前、解決の手助けはしてもらえそうにありませんでした。また直にオフィスビルの管理会社にも連絡し相談したのですが、これも解決には結びつかず、遂に私は最終決断をする羽目になりました。家の道路に面した塀を作り替え、背の高い木を植えて反射光に対する防壁を作ったのです。これはある意味グリーンカーテンと同じ性質で、以前ほどの灼熱地獄からは脱することが出来ましたが、余計な費用が掛かり折角の満足感に水を差される結果になりました。これから住宅を建てる方は、周辺環境をも十分精査することをおススメ致します。

 

 

住み始めると風通しが悪かった注文住宅の我が家

私は妻と小学5年生の娘、それから小学3年生の息子と4人で暮らしています。

 

我が家は今から約8年前、地元の注文住宅専門会社に依頼し、新築住宅を購入しました。私も住環境への希望はそれ以前から持っていたものの、妻の方が家づくりにはこだわりを持っていて、妻の希望もあって注文住宅にしました。

 

妻は地元の専門学校でインテリアデザインを学び、大手家具店に就職したのですが、より広く住環境に関わっていたいと、その後、CAD資格を取得し、建設会社へ転職したのです。なので、様々なハウスメーカーを回り、住宅展示場へ見学しに行ってた段階から、頭の中ではすでにこの注文住宅専門会社への依頼をイメージしていたようでした。注文住宅に関するブログも片っ端から読み込みました。

 

 

この会社にお願いし、自宅アパートに営業の方が来られ、簡単な打ち合わせが行なわれました。この時点では大まかな希望のヒアリングといったところで、この翌週から毎週のように打ち合わせは続けられました。

 

私と妻の話をもとに、外観イメージ図ができあがるまでは私もとても楽しく、そのイメージ図によっていよいよマイホームが具現化してきたことにとてもワクワクしていました。しかし、その後の細かな間取り図をもとにした打ち合わせは、私にはよくわからず、出来上がりを頭で描くことが難しいと思ってしまいました。妻は間取り図にも普段から見慣れているため、頭の中で完全に立体にイメージできていたので、先方の会社の設計の方が驚くくらい、詳細な指示を各部屋にわたって行なっていました。

 

注文住宅はやはり建築単価が高く設定されているため、当初予定した2階のトイレは断念し、床材も高価なものと安価なものを部屋によって分けざるを得ませんでした。

 

それでも、完成するとやはりうれしいもので、妻は頭の中のイメージを形にできたことにとても満足なようでした。私もおおむねうまくできたと思っていますが、所々デザインを重視したおかげで窓がはめ殺しになっており、実際に住み始めると風通しが悪かったりもしたので、この点は失敗してしまったと思っています。